寄付で応援

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誰からもサポートを受けられなかった小規模な林業家や地域、自治体らが集まり結成した「自伐型林業推進協会」は、全国のみなさんの活動と、一人ひとりの資金支援(寄付)によって成り立っています。

資金支援(寄付)の募集

自伐型林業推進協会への資金支援を募集中です。毎月1,000円を資金支援してくださる「マンスリー寄付」のほか、 1万円・3万円・10万円の都度支援とがあります。それぞれ金額が書かれたボタンをクリックすると、クレジットカード(VISA・MASTER)の決済と詳細案内の画面に移ります(決済は株式会社ROBOT PAYMENTのサービスを利用しています)。

・マンスリー寄付(毎月1,000円)

・都度寄付

※マンスリー寄付者には、個別の相談や地域紹介は無料で行っています。山林調査や講演等のご依頼も承ります。

https://zibatsu.jp/zibatsu-request/

 

資金支援による成果

1)新たな林業の「担い手」を創出

日本列島の2/3を占める森林。昭和30年代にその森を守る林業者たちは約50万人いましたが、現在4万5千人を割りました。過去50年で約92%も減少しています。

森林の荒廃と担い手不足に頭を悩ます中で、「自伐型林業」の普及推進に賛同するみなさんが寄付してくれたことにより、 「自伐型林業」の魅力を感じ、山の可能性に気づき、林業を始めたい人たちが急増しました。当会設立の2014年から教育(研修)を受けるチャンスをつくったところ、研修卒業生は6,000人以上(2023年7月現在)生まれ、森林フィールドを見つけて活動し始めた新規林業者が約3,000人になりました。

「山の仕事をしたい」「地域の仕事を作りたい」「山を守りたい」という一人ひとりの声を聞き、講師を紹介し、各地で自伐型林業を学びあえるチャンス(研修会・勉強会)を作ることができました。

2)地方自治体への波及と「地域推進組織」の創出

国の制度には入らなかった「自伐」の動きが、地方自治体が独自に林業者の支援を始め、ほぼゼロだった支援自治体が設立から10年間で68自治体(累計)を上回るようになりました。さらに、行政支援のない地域のサポートが求められる中、北海道、東北、関東、中部、近畿、中四国、九州、沖縄…と全国をフォローできるよう、地域ごとにサポートできる「地域推進組織」が50グループ以上生まれています。

3)「次の世代にどう伝えたらいいかわからない」山林所有者の相談受付

一度はあきらめかけていた山を、「どうにか後世に引き継ぎたい」と思う森林所有者たちの相談を受けてきました。

 

4)環境保全型の自伐型林業が「森林・林業白書」や教科書「農業と環境」等に掲載

小さな林業者たちの声を集めることで、一度は国から消えた「自伐」の文字が復活し、国の制度に「自伐型林業」が位置づけられつつあります。そして、農業高校の教科書「農業と環境」にも自伐型林業のページが作られました。また、当会の活動が世界にも認められ、2022年には「日韓国際環境賞」を、2023年には「SDGs岩佐賞」を受賞しました。

5)災害を防ぐ政策提言活動

土砂災害によって被害を受けた全国の現場を歩き、その原因となった荒い林業の現状を社会に伝え、環境保全型の林業に戻るよう提言を出しています。

「災害と林業」は特設ページを設け、調査レポートにまとめて報告しました。また、ドキュメンタリー映画「壊れゆく森から、持続する森へ」を制作し、DVDとオンラインにて発表しました。

すべては、まだまだ最初の一歩を踏み出したところです。 自伐型林業推進協会のこうした活動は、一人ひとりの寄付によってつながり、活動の充実に発展していきます。ぜひ自伐型林業推進協会へ寄付をよろしくおねがいします!

これから寄付で強化したいプロジェクト

1,自伐型林業を制度に位置づける「政策提言」活動

大規模化に向かう林業界で自伐は国に切り捨てられてきました。2014年の当協会の立ち上げから、みなさんの寄付により永田町や霞が関を駆け回り、政策提言を続けてきました。

その結果、2015年には自伐型林業の普及につながる国会議員の「自伐型林業普及推進議員連盟」が立ち上がり、2018年の森林経営管理法の附帯決議に「自伐型林業」が明記され、長伐期も対象に入りました。2020年には「自伐型林業者」が国の制度上に明記されるようになり、2021年には林野庁の「森林・林業白書」(令和3年版)に自伐型林業が特集されました。

また、農業高校の教科書「農業と環境」にも自伐型林業のページが作られ、2021年には「森林科学」(令和4年版/文科省/実教出版)に自伐型林業の記述が掲載されることになりました。

事業収入に直接つながらないような「政策提言」が寄付のおかげで実施でき、全国各地での林業展開のしやすさにつながり、小規模な森林所有者の誇りにもつながってきています。

2,自伐型林業メディア「ZIBATSUチャンネル」の運営・取材

「情報は命」とも言われます。しかし、林業界の情報はとても限られた範囲でまわっていて、さらに国の制度から外れている自伐型林業の情報はほぼ皆無という状況です。 自伐を始めたいと思う人のために、「ZIBATSUチャンネル」を立ち上げ、情報を発信し始めました。

山の技術を学べる映像を集めたオンライン講座や講義録などのカッチリ系ムービーのほか、山ならではの珍しい仕事ぶりを伝えるユルイ映像まで、「自伐型林業」の魅力を伝えていきます。 毎週の最新情報を伝えるZIBASTU(自伐)ニュースも配信しています。 みなさんの寄付により、自伐型林業の映像ライブラリーをつくっていきたいです。

 

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