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ドキュメンタリー映画「壊れゆく森から、持続する森へ」が完成。
自伐型林業推進協会が制作協力した映画「壊れゆく森から、持続する森へ」が12月に完成し、DVD販売とオンライン上映が開催されました。
■ドキュメンタリー「壊れゆく森から、持続する森へ」(アジア太平洋資料センター(PARC)HP)
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/mori.html
映画はおよそ1年間かけて全国の森林を撮影して構成されたものです。オンラインではすでに視聴可能です。
■壊れゆく森から、持続する森へ(vimeoにて600円)
https://vimeo.com/ondemand/parcmori
映画の内容や、下記のZIBATSUニュースの予告などもご覧いただき、視聴いただけると幸いです。
【映画紹介(PARCのHPより転載)】
国土の約7割を森林が占める日本。戦後復興を支えてきた林業も、高度成長期を過ぎると林業従事者が減少し、「儲からない産業」の代名詞となりました。一方、戦後に植えられた人工林の林齢が50年を超えたことで、政府は「伐採時期を迎えた」として大規模化・集約化を促進。多くの森で主伐(皆伐)が行われ、見た目も無残な姿に変わった山も少なくありません。森が失われたことで、災害時の土砂崩れ防止や気候変動の対策が弱くなる懸念もあります。
背景には、山林「所有者」と「施業者」との分離が進め、地域を森林・林業から遠ざけてきた戦後日本の林業政策があります。このように「持続可能でない」現在の林業に対して、根本的な転換を試みるのが「自伐型林業」です。適正な規模の森林をくり返し間伐することで環境にも配慮した持続的な林業経営が可能になります。こうした「小さな林業」を核とした地域づくりの活動にも注目が集まっています。
自伐型林業の盛んな鳥取県智頭町の取り組み、山主の声、自伐型林業を推進する全国ネットワークを取材、さらに林業の専門家や林野庁のインタビューなど多面的に紹介。持続可能な林業のあり方を提案します。
【監修】上垣喜寛(NPO法人 自伐型林業推進協会 事務局長)
【監督・撮影・編集】香月正夫(株式会社セミコ)
【企画・構成】内田聖子(PARC)
【選曲】土屋トカチ
【ナレーター】内野恵理子
【出演】
中嶋健造(NPO法人 自伐型林業推進協会 代表理事)/佐藤宣子(九州大学大学院農学研究所教授)/三重野裕通(林野庁経営課)/橋本光治(林業家/徳島県那賀町在住)/大谷訓大(林業家/株式会社皐月屋 代表/智頭ノ森ノ学ビ舎 会長)/橋本登志郎(林業家/Try’s代表/鳥取県智頭町在住)/寺谷誠一郎(鳥取県智頭町元町長)/赤堀宗範(林家/鳥取県智頭町在住)/西村早栄子(NPO法人 智頭町森のようちえん まるたんぼう 代表)
【協力】
NPO法人 自伐型林業推進協会
【制作】
特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
【価格】
DVD :4,500円+税(図書館価格15,000円+税)
オンラインストリーミング配信:600円(72時間以内)
4950円(いつでもストリーミング)
※12月3日(木)には、日本唯一の林業専門番組「ZIBATSUニュース」で予告編や映画の紹介を行いました。
《【第70回】自伐映画完成!予告編を公開します》
《プロデューサーとの対談|【第44回】自伐ドキュメント映画続報》
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