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アニメ「200年後の森」を公開!
NPO法人自伐型林業推進協会は、短編アニメーション「200年後の森」(制作:梅原デザイン事務所)を発表しました。
↓ダウンロードしてみなさんの活動にお役立て下さい!(mp4ファイル 61.6MB)↓
https://filetalk.jp/download.php?cd=ixEMfc4T3F
【Youtube動画「200年後の森」(2分34秒)】
制作背景
「なかなか手ごわいな」
制作にあたったデザイナーの梅原真さんは「自伐型林業」を知り、そう感じたと言います。一次産業を長年テーマに仕事をしてきた梅原さんにとって、「皆伐」「間伐」など林業界には特に専門用語も多く、「森林学の初級から入らなければ賛同を得られない」と確信していました。
梅原真さんは、デザインでコミュニケーションを生む仕事をされています。1988年には、高知県のカツオの一本釣りをデザインした『土佐一本釣り・藁焼きたたき』をプロデュースし、今ではそのデザインで60億円もの産業を生みました。
今回の企画は、わかりづらい「自伐型林業」を“見える化”し、コミュニケーションを生み出そうという狙いから始まりました。
(6月21日のイベント「森林大国日本 アフターコロナの社会を見据えて」で制作秘話を語る梅原真さん)
林業界は大型機械化が進み、小さく分かれた森林をまとめて一斉に伐採する「大きな林業」が主流になっています。自伐型林業は「小さな林業」であり、「その違いをわかりやすく伝えないと一般の人には何もわからない」と比較するところから絵コンテを描き始めました。
さらに、最近は台風や大雨により森林が崩壊し、多くの市民が住む下流の町や集落に影響が出ている環境面にも着目し、みんなの暮らしと森林・林業との密接な関わりも表現していきました。
イベントでは「ジバツガタ」よりも「小さな」のほうがフレンドリー、「小さな林業推進協会」にしたらどうかという提案もありました。
イベントもあわせて、ぜひみなさんにも見て、何かを感じて、多くの人に伝えていってもらいたいと思います。
【関連動画】
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