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【映像UP】6.19 自伐フォーラム「壊れゆく森」に200人超が参集

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設立5年目を迎える自伐型林業推進協会の総会が6月19日、東京永田町で開催されました。同日開催のフォーラム「壊れゆく森〜防災・減災を紡ぐ自伐型林業推進協会からの緊急提言〜」には200人を超える方々が参集してくれました。その模様を3つの映像に分けて公開します。(2018/06/27更新)

<その1:調査報告(中嶋健造代表理事/1:05:43)>

<その2:議員・林業者コメント(中谷元衆院議員、橋本光治氏、野村正夫氏、梶原大源氏/16:22)>

<その3:有識者コメント&会場とのディスカッション(泉英二氏、月尾嘉男氏、松田裕之氏等/1:14:35)>

テキスト・写真報告

今回のイベントは、持続的な環境保全、土砂災害防止・減災をテーマにしたもので、今まで当会が伝えてきた「持続可能な森林経営」(林業施業)に加え、「持続可能な環境保全」という新たな軸を共有する場になりました。

第一部は当会代表理事の中嶋が報告を行いました。その冒頭に今回のイベントの背景を共有しました。それは、2011年の紀伊半島豪雨の際に、豪雨地域は山腹崩壊や土石流が頻発したものの自伐林家の山はほとんど被害を受けず、森林整備を適正に実施していることだけではなく、幅2.5m以下で適正な路線に敷設された「壊れない道づくり」にあるのではないかという現場の直感でした。

そして、これまでの数年、当会が普及推進事業で見てきた全国の山の現場の膨大な写真と、新たに調査した災害現場の空撮写真などをスクリーンに映し出し、解説イラストとともに参加者に披露しました。



(スライドの一部。当会が撮影した写真や制作したイラストを紹介)

参加者には自伐型林業普及推進議員連盟を始め、超党派の衆参議員の方々が19人、参加してくれました。


(自伐型林業普及推進議員連盟代表の中谷元 衆議院議員からの挨拶)

後半のパネルディスカッションは、衆議院農水委員会で参考人に立った泉英二愛媛大学名誉教授コーディネートのもとで進行しました。

月尾嘉男東京大学名誉教授、松田裕之横浜国立大学教授がコメントし、林業家の橋本光治さん、野村正夫さん、そして朝倉市で災害を受けた会員の梶原大源さんが自身の山の現状を話しました。


(泉英二愛媛大学名誉教授)


(月尾嘉男東京大学名誉教授)


(松田裕之横浜国立大学教授)

また、研究者、林業者、北海道から九州まで当会の活動に賛同して活動する会員も集い、たくさんの質問が交わされる会となりました。

この会の模様は6月末には当会HPにて映像公開を予定しています。

今回の環境保全・減災を軸にした企画はまだまだ中間発表的な位置づけです。これから3年ほど力を入れて、取材・調査活動を続け、みなさんにもその成果を披露してきたいと思っています。


(環境保全型の自伐を広げるポスターとサポーター会員募集を紹介)

これから当会を応援したい、一緒に活動したいといった方々も募集しています。会員制度を一新して、「サポーター会員」(年会費無料)も新設しました。ぜひ当会に入会して、ともに持続可能な森林づくりに関わって頂きたいと思います(入会申込みは →コチラ← )。

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翌日20日付けの日本農業新聞に掲載していただきました。

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