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高知県宿毛市「すくも森林塾」の自伐型林業の実地研修(6月〜)が終了
6月から自伐型林業研修をはじめている高知県宿毛市は、8月に実地研修を終え、最後の視察を残して全課程を終了しました。
開催主体は「すくも森林塾」で今年度は5回の研修を行っています。また、来年度も研修をする予定とのことです。
研修の模様については、地元紙「高知新聞」が伝えてくれています。
【森林塾で自伐林業学ぶ(高知新聞/2015.8.25)】
林業活性化を目指す宿毛市が主催し、18歳以上の市内在住者が対象の「すくも森林塾」がこのほど、同市平田町戸内の山林などで開かれた。全5回のうちの4回めで、課題は「軽架線」を用いた木材の搬出。参加した19人はなれない作業に苦戦しながらも、手応えを感じていた。
森林塾は市内に完成した木質バイオマス発電所などの活用が目的。チェーンソー操作や間伐などの講習を5回(7日間)受けると、林業関係の資機材購入費に補助(上限5万円)が受けられる。
今回は座学の後に山林に入り、1日半かけて伐採から搬出までの技術を学んだ。受講者はNPO法人「土佐の森・救援隊」の中嶋健造理事長らから指導を受け、計3トンのヒノキを伐採。ワイヤーと滑車などを使ったシンプルな軽架線の扱いなどを学び、切り出した剤を発電所まで運びだした。
参加した同市大深浦のかんきつ農家、西尾泰寛さん(36)は「自己流では(伐採を)やったことはあるが、自伐の一連の流れをちゃんと学びたかった。勉強になりました」と満足そうだった。
最終回は来月、四万十市で活動する自伐林業団体の山林を視察する。宿毛市は来年度も森林塾を継続する方針。(笹島康仁)
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