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写真で伝えるレポート・10周年イベント「森の未来を紡ぐ旅」が開催されました
2025年2月5日(水)、自伐型林業推進協会の10周年記念イベント「森の未来を紡ぐ旅」が開催されました。
全国から約180人が集まり、自伐型林業のこれまでとこれからについて語り合う特別な時間となりました。
講師たちが語る「自伐型林業への想い」
(代表理事の中嶋健造)
イベントの第一部では、代表理事の中嶋健造がこれまでの10年の軌跡と今後の展望を共有したあと、自伐型林業推進協会の講師6人が登壇し、「一人では世の中は動かない。自伐協のようなネットワークでつながって動いていきましょう」(原田)、「何事も継続が大事。良き人と出会ってください」(橋本)など、これから自伐型林業に集っていく人たちに呼びかけました。
(自伐型林業を教え続ける講師陣たち)
(講師の橋本忠久さん)
(コーディネーターの橘高佳音事務局)
そして、自伐型林業の普及にあたって大きな力になった国会議員も登壇しました。自伐型林業普及推進議員連盟(代表:中谷元衆院議員) の新藤義孝代表代行、坂本哲志幹事長、田野瀬太道事務局長が来場し、祝辞を述べました。
(左から新藤義孝衆院議員、坂本哲志議員、田野瀬太道議員)
「リレートーク」 〜参加者自身が語る10年とこれから〜
(隣り合った参加者同士が話す場面も)
第二部では、参加者が主役となる「リレートーク」が行われました。
イベントのテーマである「旅」にちなみ、来場者限定の「ガイドブック」を手に取りながら、参加者同士が自伐型林業との出会いや未来への展望を共有しました。
(配布資料と年表)
10年前に新しく生まれた「自伐型林業」は、講師の指導のもとで林業者が実践してきたほか、自治体が支援制度を整え、さらにジャーナリストや研究者が取材、調査し、社会全体に少しずつ広がってきました。また、全国の会員が周りの人々に伝えることで普及が進みました。第二部は、林業者だけでなく、建築家や編集者、写真家など、異なる分野の人々が自伐型林業との関わりやエピソードを話す場となりました。
(広島県安芸太田町から参加した橋本博明町長
(長野県小諸市の自伐型林業者でスノーボーダーの天野紗智さん)
(広島県庄原市の田村栄太さん(左)と草川修壮さん(右))
(建築家の富永弘毅さん)
(コーディネーターの上垣喜寛事務局)
特別企画:「ZIBATSU博覧会」 & 10周年記念書籍
(8の出展が並んだ「ZIBATSU博覧会」)
会場横のホワイエでは、「ZIBATSU博覧会」も同時開催。全国の自伐型林業者たちが手がけるプロダクトが並び、来場者が実際に手に取って交流しました。
(自伐型林業の現場で採集した樹木から精製したエッセンシャルオイル)
3月に発売される10周年記念書籍『自伐型林業─小さな林業の今とこれから』 も紹介され、執筆陣が自ら内容を語る特別な機会となりました。会場では先行販売が行われ、多くの人が手に取りました。
(編集・進行を担った伊藤典明理事(左)と西岡千史さん(右))
(新刊「自伐型林業─小さな林業の今とこれから─(予約受付中))
(総合司会を務めた四宮成晴理事)
旅の続きは、これからも続いていく
10年という節目を迎えた自伐型林業の歩みは、ここで終わりではなく、新たな旅の始まりでもあります。旅は道連れ、世は情け──。イベントで生まれたつながりが、次の10年を紡いでいくことでしょう。「森の未来を紡ぐ旅」は、まだまだ続きます。
(講師陣と自伐型林業推進協会メンバー)
写真:杉本淳、青木俊、稲村絵美里
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