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1月31日(日)に映画『壊れゆく森から、持続する森へ』上映会&トーク

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自伐型林業推進協会が協力し、完成したドキュメンタリー映像の完成記念イベントを1月31日(日)に神奈川県小田原市にて開催します。また、同時にオンライン(Zoom)での配信もいたします。

当日は、トークゲストに静岡県浜松市で自伐型林業を実践する林業家の飯田康司さんをはじめ、この映画のプロデューサーの内田聖子さん、そして当会事務局長の上垣喜寛が登壇いたします。

飯田さんは映画に登場する鳥取県智頭町で林業キャリアをスタートさせ、山を活かした子育て「森のようちえん」に子どもを通わせていた、まさにこの映画の紹介にぴったりの方です。

オンラインは先着100人、会場は40人定員となります。どうぞお楽しみに!

◉会場参加申し込み◉
https://ssl.parc-jp.org/e/html/products/detail.php?product_id=145

◉オンライン参加申し込み◉
https://ssl.parc-jp.org/e/html/products/detail.php?product_id=144

映画『壊れゆく森から、持続する森へ』上映会&トーク企画

国土の約7割を森林が占める日本。しかし、林業従事者は減少する中、政府は林業の大規模化・集約化を促進しています。その結果、すべての木を伐採する「皆伐」が全国的に増え、各地で土砂災害を誘発する原因となっています。さらに伐採後に木を植える再造林率も50%を下回り、日本の森林・林業は決して持続可能とは言えません。

この問題の背景と原因を探り、解決策を見出すため、2020年、私たちは映像作品「壊れゆく森から、持続する森へ」を制作しました。作品では、戦後日本の林業政策を振り返りつつ、皆伐の現場で何が起こっているのかをレポートします。また、現在の林業を転換する大きな力として、いま各地で少しずつ増えている「自伐型林業」に注目しました。自伐型林業とは、適正な規模の木を長期間にわたり繰り返し間伐をする林業で、大きな作業道や大型機械を必要としない小さな林業です。森林を含む環境を壊すことなく、山から永続的に生業を得られることから、近年、Uターンや移住する若者の生き方・仕事の一つの選択肢にもなっています。作品では、鳥取県智頭町の自伐型林業の実践を取材しました。

気候危機への対応として、また国連持続可能な開発目標(SDGs)の中でも挙げられている、持続可能な森林の重要性。日本の森林・林業の未来を考える上映会と監修者・ゲストによるトークイベントです。

●日時:2021年1月31日(日)14:00〜16:00
●方法:会場とZOOM配信
①会場に参加
*会場:BLEND PARK(定員40名)
神奈川県小田原市国府津2-6-17
JR東海道本線・湘南新宿ライン「国府津」駅から徒歩5分
※アクセス:https://seisho-blend.com/park/
*参加費:1500円(ワンドリンク付き)→当日受付にて支払いも可能です。

②ZOOMで参加
*お申込の後、参加費お振込みいただいた方に、前日までにZOOMリンクをお送りします
(定員100名)
*参加費:1000円

●参加費:
会場に参加:1500円(ワンドリンク付)
ZOOMで参加:1000円 

●プログラム(予定):
(1) 映画『壊れゆく森から、持続する森へ』(PARC制作)上映(38分)

(2) スペシャル・トーク 
〈登壇者プロフィール〉
◉飯田康司(いいだ・やすし/写真右ー)◉

天竜小さな林業春野研究組合・代表/春埜林藝(はるのりんげい)
静岡県磐田市育ち昭和51年生まれ。妻に轢かれて、映画でも紹介される「森のようちえん」に息子を通園させるため鳥取県智頭町に引越し、林業と豊かに誇り高く生きている人々に出逢う。前職は自然食品店経営。骨董屋店主、重度障害者が代表の自立支援センターの立ち上げ、劇団員など経験。現在吉野林業の野村正夫氏に師事。地元上流部の林業地天竜春野町に引越し、仲間とともに、根本である自然も人間も『豊かで生き生きとしていつづけられるさま』を、どうしたら実現できるかを研究実践中。

◉内田聖子(うちだ・しょうこ)◉

NPO法人アジア太平洋資料センター・代表/映画『壊れゆく森から、持続する森へ』プロデューサー
明石書店勤務(人権・環境・ ジェンダー等の単行本企画・編集)を経て、2000年より、(NPO)アジア太平洋資料センターにて、月刊雑誌『オルタ』 の編集を担当。社会的経済(連帯経済)の調査研究プロジェクト、グローバル経済と貧困に関する調査研究などを専門とする。 2006年より現職。

◉上垣喜寛(うえがき・よしひろ)◉

NPO法人自伐型林業推進協会・事務局長/映画監修者
2008年より、フリーで執筆・撮影などの活動をスタート。12年に自伐協代表の中嶋健造(当時・土佐の森・救援隊)と出会う。取材を重ねながら自伐協を立ち上げ現在に至る。雑誌『生活と自治』等で執筆、映画を撮影・制作。共著に『震災以降』『ルポ 一緒に生きてく地域をつくる。』など。和歌山県に先祖の山を持つ。

◉ほか◉

(3) 意見交換・質疑応答など
 ※終了着、会場参加の方を対象に、新型コロナウイルスへの対策を万全にした上で簡単な交流会を行います。

★DVD「壊れゆく森から、持続する森へ」作品詳細はこちら
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/mori.html

◆主催:NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)
◆協力:NPO法人自伐型林業推進協会

【お申込・お問合先】
特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453
E-mail: officeko@parc-jp.org
HP http://www.parc-jp.org/

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