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2月17日に「北海道森林経営フォーラム」開催

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2018年5月に成立した「森林経営管理法」は伐採を加速させるために国が成立させた法律で、皆伐などの荒い施業が 全国的に加速し環境保全面において深刻な影響を及ぼす可能性が問題視されています。 一方、風倒被害、土砂災害に強い、壊れない作業道を用い、皆伐を伴わない環境共生型で長伐期択伐施業による自伐型 林業手法が全国の若者を中心に各地で取り組みが活発化してきています。 基調講演は森林経営管理法をめぐる国会質疑で参考人に立ち、「憲法が保障する財産権や営業の自由を侵害する恐れがある」と法案の廃案を訴えた泉英二先生を始め、様々な立場の方達とともに持続的森林経営について考えていきます。

■基調講演

泉英二氏(愛媛大学名誉教授 国民森林会議提言委員長) 〜 森林環境税と森林経営管理制度の本質と活用方法

■話題提供

中嶋 健造氏(NPO法人 自伐型林業推進協会 代表理事) 〜減災・防災に繋がる持続的森林経営の本質
橋本 光治氏(橋本林業 代表) 〜災害に強い森林作業道と持続的森林経営
大西 潤二氏(株式会社 大西林業 代表取締役) 〜広葉樹の優良大径材を目指す非皆伐施業への取り組み

■パネルディスカッション

コーデイネーター 泉 英二氏
パネラー 中嶋 健造氏 橋本 光治氏 大西 潤二氏

■会場案内
札幌市教育文化会館 3階 研修室305
札幌市中央区北1条西13丁目 TEL 011-271-5821 
*札幌市営地下鉄東西線「西11丁目駅」1番出口から徒歩5分
*お車の場合は周辺の有料パーキング等をご利用ください。

■懇親会のお知らせ
フォーラム終了後、会場周辺で19時00分から意見交換会(懇親会)があります。出欠の有無をお知らせください。
会場は札幌駅、大通りエリアの飲食店を予定しております。

懇親会費 5,000円程度(前金制。受付時に頂戴いたします。)
※申込み締切り日以降のキャンセルにつきまして、予約の都合上不可のため全額請求させて頂くことをご了承の上お申し込みください。

■お申込み・お問合せ
北海道自伐型林業推進協議会 白老郡白老町栄町2-1-7(ならの木家内)
TEL&FAX 0144-82-3852 メールアドレス kitanojibatu@athena.ocn.ne.jp

*定員100名 要予約になります。
*入場料 500円

■お申し込み期限 2/13まで

共催/ NPO法人森林バンク・北海道自伐型林業推進協議会
協力/ NPO法人自伐型林業推進協会
助成/ 日本財団

■プロフィール
・泉 英二 (いずみえいじ)
1947(昭和22)年生まれ 大学の卒業論文以来、約20年間にわたって川上村等へ通って江戸時代の古文書を調査し、博士論文「吉野林業の展開過程」を取りまとめ た。愛媛大学名誉教授。愛媛大学では農学部長、理事・副学長を歴任。

・中嶋健造(なかじまけんぞう)
1962年生まれ。高知県いの町在住。 NPO法人土佐の森・救援隊理事長。持続可能な環境共生林業を実現する自伐型林業推進協会理事長。愛媛大学大学院農学研究科修了。 著書に「バイオマス収入から始める副業的自伐林業」全国林業改良普及協会。その他、農山漁村文化協会、全国林業改良普及協会、大日本 山林会等の雑誌執筆多数。
鳥取大学地域学部非常勤講師(平成21 年度~)、内子町小田深山保全・活用検討委員会委員(平成19年度~)、中国四国バイオマス発見 活用協議会委員(平成21年度~、農林水産省中国四国農政局)総務省・地域の元気創造本部有識者会議委員(平成24年度~) 総務省・地域力創造アドバイザー(平成26年度~)

・橋本光治(はしもとみつじ) 1978年に先代から森林経営を引き継ぎ83年から作業道の開設に取りかかり、森林保全と長伐期優良大径材生産を軸に、針広混交林の 山つくりを目指す。 高密度の作業道を開設することで全ての施業を家族で行うことができ、間伐・択伐によって収入を得る自伐林業を実現している。 2016年、夫婦で「内閣総理大臣賞」受賞。18年「旭日単光章」受賞。

・大西潤二(おおにしじゅんじ)
1979年生まれ。北海道白老町在住 株式会社大西林業 代表取締役 木炭・薪・ホダ木・木酢液などの生産を手掛け、非皆伐施業で補助金に依存しない広葉樹活用による林 業経営を確立。通年雇用で10名程の職員を雇用し自ら伐採作業もこなす現場主義。 北海道自伐型林業推進協議会 代表理事 NPO法人森林バンク 代表理事

参加をご希望される方は事務局宛にお電話・FAX・メールのいずれかでお申込みください。
北海道自伐型林業推進協議会 事務局 TEL/FAX 0144-82-3852
メール kitanojibatu@athena.ocn.ne.jp

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