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10月8日に「全国メガソーラー問題シンポジウム」が開催されます。
自伐協の正会員よりイベントの案内です。
「全国メガソーラー問題シンポジウム/動的平衡の自然から、大規模土木を考える」(主催:全国メガソーラー問題シンポジウム実行委員会)が10月8日に長野県茅野市で開催されます。
メガソーラーと自伐型林業とは一見すると無関係のように感じられる方もいるかもしれませんが、巨大な面積の森林にパネルを設置するメガソーラーは、森林すべてを伐採する「皆伐」が伴い、持続的な多間伐施業で常に樹木ある状態(非皆伐)で森林経営するという当会が目指す持続的森林経営の理念とは真逆の発想です。さらにその面積は100ヘクタールを超えるような大規模なもので、土砂流出や災害にもつながる状況を生み出しかねません。
千葉県鴨川市在住の会員の地域では、300ヘクタールも切り開いて大規模なメガソーラー発電施設を作ろうという計画もあるようで、当日はその問題も紹介されるとのことです。森林の持続性について考えている、問題意識を抱えているといった方は、ぜひご参加下さい。
開催概要(主催者HPより転載)
開催日:2018年10月8日(月)午後1時〜4時
会場:長野県茅野市民館 2Fコンサートホール
(〒391-0002長野県茅野市塚原一丁目1番1号)
<電車>JR中央本線・茅野駅下車、東口直結 <車>中央自動車道・諏訪ICより車で約12分
FIT(固定価格買取制度)によって全国各地でメガソーラー(1MW以上の出力を持つ太陽光発電施設)の建設ラッシュが始まりました。脱原発の実現への期待が導入当初高まりましたが、現在、景観を乱すだけでなく、今までにない大規模な土地造成・森林伐採による環境悪化、水源への影響、災害誘発など、さまざまな問題が浮き彫りになっています。そして危機感を持った人々が全国各地で反対の声をあげる住民運動を展開しています。今回、全国で初めて環境影響評価(環境アセス)の対象となった霧ヶ峰の下で計画中の「諏訪市四賀ソーラー事業地」の地元、長野県茅野市を会場にシンポジウムを開催します。
法規制を整備する間も無く国策としてスタートし、推進されているソーラー事業。私たちの生命を守ってきた自然環境と平穏な暮らしが、ソーラー事業によって奪われる可能性があることを、自然環境の大きな仕組みから学び、自然と調和した持続可能な社会に向けて、「今、私たちひとりひとりが行動できること」を多くの方と広く共有する会にしたいと思います。
<基調講演>
◎高田宏臣さん(造園家)
メガソーラーが環境を壊す10の理由(仮称)
◎梶山正三さん(弁護士)
メガソーラを止める10の方法(仮称)
<各地からの報告とパネルディスカッション>
「メガソーラーがやってきた! どうする?どう考える?」
★各地からの報告
◎長野県諏訪市四賀ソーラー事業
米沢地区Looop対策協議会
◎千葉県鴨川市池田地区メガソーラー事業計画
鴨川の山と川と海を守る会
◎静岡県伊豆高原メガソーラーパーク発電所
伊豆高原メガソーラー訴訟を支援する会
◎愛知県知多郡東浦町メガソーラー計画
「東ヶ丘の環境を守る会」「卯ノ里の里山を守る会」
◎三重県四日市足見川メガソーラー計画
足見川メガソーラー計画から里山を守る会
★今、市民にできること(パネルディスカッション)
主催:全国メガソーラー問題シンポジウム実行委員会
その他、申込みなどの詳細は以下のHPをご参照下さい。
■全国メガソーラー問題シンポジウム実行委員会
https://megasolarsympo.wixsite.com/-solar-sympo
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