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自伐最新本『新規就農・就林への道』が発売!農家林家を目指す方へ
『 (シリーズ田園回帰) 新規就農・就林への道: 担い手が育つノウハウと支援』(農山漁村文化協会/2,386円)
「農林業で食べていきたい!」と思うプレイヤー希望者や、「自伐型林業者や新規就農を育てたい!」と地域の受け皿づくりに勤しんでいる方にピッタリの新刊が農文協から出版されました。
地域の農林業を引き継ぐ全国の「担い手」たちの実体験を集めた書籍『新規就農・就林への道』(農山漁村文化協会/編:『季刊地域』編集部)で、若手担い手を中心に、彼らがどんなサポートや研修、地域の人たちの助けをもらいながら育ってきたのかが一冊にまとめられています。
自伐型林業の取り組みも丸ごと一章を使って、紹介されています。その第5章「自伐型林業への道」には、鳥取県智頭町にUターンで戻り米作りをしながら自伐型林業を始めて7年目の大谷訓大さん(農林/山林40ha+水田1.5ha)と、高知県四万十市で若手グループを作り移住者をコーディネートする4年目の宮﨑聖さん(木工+観光+自伐)がそれぞれプレイヤーとして体験を綴っています。2人が動き出してから、地域に変化が現れてきた様子もそれぞれの視点で描かれています。同章では自治体代表として、高知県佐川町(自伐型林業推進係)が移住者の受け皿の立場での地域支援策を紹介しています。
さらに西日本の動きだけでなく、東海・関東など最新の全国の動きを「自伐型林業推進協会」が章の最後のコラムで伝えています。自伐型林業や団体の説明のほか、自治体の支援に頼れない地域がどのうよに受け皿をつくればいいのかというヒントを限られた中で書いています。
この本全体には、移住者を受け入れたい地域側の工夫が、各地の細かな地域事情を織り込みながらまとまっています。
これから地元に戻りたいけどきっかけがない、新たな仕事を地方でつくりたいけど何から始めたらいいかわからない人たちにとって勉強になる一冊です。また、「担い手」を増やしたい、国の支援はあるのか、と模索している受け入れ側の地域・自治体にとっても必見の書になるでしょう。この週末の読書のお楽しみに、ぜひご注文してみてはいかがでしょうか。
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『 (シリーズ田園回帰) 新規就農・就林への道: 担い手が育つノウハウと支援』(農山漁村文化協会/2,386円)
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