本事業では、国土の7割(中山間地域の8割)を占める森林資源に着目し、経済・環境面で持続可能で、森林の耐災害性を高める自伐型林業を活用しながら、地域に住み続けられる半林半Xの生業づくりを目指します。
3年間の事業を通じてコロナ禍後の価値観に即した、自然と共生するライフスタイルの実例を創出していきます。
本コンソーシアムが採択する事業の実行団体に対して、地域の森林資源活用、環境保全の担い手を養成するための自伐型林業に基づく実践研修・森林経営の伴走支援を行います。
長伐期多間伐施業、災害に強い壊れない作業道づくりを基本とした、森林整備・保全のモデル整備の促進、森林資源が有効活用されるよう、木材加工等による付加価値創出、バイオマスエネルギーの活用など地域内外の新たな木材需要システムの構築を推進します。
さらに、事業終了後の生業定着に向けて、国や自治体への政策の働きかけ、企業への支援・協力要請、本事業やライフスタイルの実例の全国への発信等を行っていきます。