いま、我々はみなかみ町の町有林で活動しています。
26haほどの森林を直接管理し、木がない草原地(かや場)の管理もしています。かや場は、里山と雑木林がセットになっているような場所です。ここもみなかみ町のものですが、森林塾でも管理しています。
地域にはインストラクターやガイドがいっぱいいますので、コロナで仕事がなくなってしまってという方が多いです。もともとこういう人たちは自然や環境に関心が高く、コロナ以前から一緒に活動していたわけですが、休眠預金事業にあたっては、コロナで打撃を受けたアウトドア関連の仕事をしている人たちを中心とした事業にしました。
実際、コロナが流行した昨年は、秋まではお客さんはほぼゼロで、冬はまた緊急事態宣言が出たので、ゼロに戻ってしまいしました。私は、主に小中学校の林間学校の対応をしており、コロナの前年でしたら年間、約2万泊の受け入れがあったものですが、2000泊くらいに激減しましたので、観光業はそうとうな影響を受けています。